緑がかった淡いイエロー。微発泡タイプのチャコリです。リンゴやグレープフルーツ、パイナップルのようなトロピカルフルーツなど完熟したさまざまな香りを楽しむことができます。バランスが良く、程よい酸味と苦み、フルーツの香りが余韻長く残ります。アペリティフとして、マイルドなチーズや魚介、豆などと。
【ブドウ品種】オンダラビ・スリ95%、グロ・マンサン5%
【容量】750ml
【アルコール度数】12%
《生産者について》
イルスタは、2007年に設立されたオンダリビアの町唯一のチャコリメーカーです。『オンダラビ・スリ』は、チャコリの生産には欠かせない代表的なぶどう品種ですが、オンダリビアの町が代表的な産地であったことから、『オンダラビ・スリ』の名前になったと言われています。
イルスタの発掘した12世紀のローマ教皇の大勅書には、ぶどう畑やワインについての記載があり、当時、この地ですでにワインが生産されていたことがうかがえます。惜しくも17世紀にはワインの生産が途絶えてしまいましたが、この地でのチャコリの生産を復活させたいとの思いから、2007年にぶどうの植樹をおこない2012年からチャコリのリリースをはじめました。採石場であった場所に醸造所を設立し、地下には最新の設備を導入し、クリーンなチャコリをつくるべく清潔に保たれています。
醸造を手掛けるのは、アナ・マルティン。アナは、白ワインとチャコリのスペシャリストとして広く知られており、彼女が手掛けたワインは数々の賞を受賞しています。
クラシカルながら洗練され現代的に進化したこのチャコリは、多くのミシュラン星付きレストランで楽しまれています(アルサック〈3つ星〉、マルティン・ベラサテギ〈3つ星〉、アラメダ〈1つ星〉、ド・ズワーン〈オランダの1つ星レストラン〉、ゴイセコ・ウエリントン〈マドリッド〉など)。
《チャコリとは》
チャコリは、スペイン:バスク地方の地ワインです。
微発泡性の白が主流で、「オンダラビ・スリ」という地元固有種の白ぶどうを主に使って醸造されます。
近年まではほぼ地元のみで消費されており、あまり知られない存在でしたが、最近は作り手も少しずつ増え、品質の良いチャコリが国外にも広まりつつあります。
チャコリはミネラル分と酸味がやや強く、どんな食事にも広く合わせられることが特徴です。特に海に面したバスク地方で作られることもあり、魚介類との相性は抜群です。
丸亀市がスペイン:バスク地方に位置するサンセバスティアン市と姉妹都市であることから、当店では高品質のチャコリをセレクトして販売しております。